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現代の島根を舞台にしたミステリーアドベンチャー、『√Letter ルートレター』。
PC版の配信が始まり、4/16までの期間限定で1000円引き!※現在は終了
・・・と聞いたので、せっかくなのでこのゲームを紹介しようと思った記事の2つめです。
前回は「テキストを読む」ことに関連した内容でしたが、
今回は本作のもう1つのウリである「追及モード」などをご紹介します。
簡易・逆◯裁判!?
「追及モード」で証拠を叩きつけろ!
件のペンフレンドを探しに島根までやってきた主人公。
当時の同級生に彼女のことを聞いて回るも、彼らはみな話そうとしない。
クラスメイトにそんな人物はいなかったと口にする。
だったら、こっちは情報をかき集めて、
ペンフレンドの同級生だったことを認めさせ、彼女のことを聞き出してやるぜ!
というのがゲームの本筋。
▲情報収集のパートは、いわゆる「クリック式」。画面の気になるところをクリックしたり、人と話したりしていく。
情報が集まったら、いざ決戦。集めた証拠で相手を攻めろ!
これが1章の基本的な流れです。
▲「くらえ!」
なお、私自身の感想として、この「追及モード」は、
「まず何をすればよいのか」がわかりにくい・・・。
ただ、入口さえ突破してしまえば追及自体の難易度は低いので、
物的証拠や決定的な問いかけをバンバン叩きつけていけるハズ。
テンポは悪くないと思います。
▲どんどん叩きつけよう。声優さんの熱演にも注目。
テンションも難易度もMAX!
「マックスモード」で相手に畳みかけろ!
▲口の悪さもマックスなんだぜ!
「追及モード」の最中、時折挟まれるのがこの「マックスモード」。
相手に強烈な一撃(一言?)を与えます。
「マックスモード」には、相手に放つ台詞が4段階ないし5段階ありますが、
その発言内容・意味にあまり違いが感じられないことが多く、難易度は高め。
誤った選択をしてもペナルティ無しなのがせめてもの救い・・・。
▲すぐ上の画像と同じ場面。これは違うようです。
「マックスモード」の位置づけは、他のゲームでいうところの「QTE」と考えて頂いてよいと思います。
本作の怪しげな魅力(問題点)の1つである「主人公の口の悪さ」。
これはこれで『マックス節』として
温かい目で見てやっていただけませんか・・・。
▲天然で煽ります。これでいて彼、30歳超えているんですよ・・・。
長くなりましたが、『√Letter ルートレター』というゲームの基本をご紹介しました。
残念ながら本作の評価は芳しくありません。
というのも、前述の「主人公の口の悪さ」に加え、この手のゲームでは最も大切である
シナリオがよろしくないという点から低評価になっています。
しかしながら、ゲームプレイ自体は「マックスモード」を除き割とスムーズで
周回プレイにも優しい作り。
物語全体を通して見ると謎が残ってしまってはいますが、
「追及モード」で手軽に謎解きを楽しむことは出来ると思います。
もし少しでも興味がお有りでしたら、これを機にプレイしてみてはいかがでしょうか・・・?
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